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2017.04.14
和泉学園の運営等に関する検証結果(下)――不十分な検証をもとにした次なる小中一貫校の強行は許されない!

前回、区内初となる施設一体型小中一貫校「和泉学園」の運営等に関する検証結果(2015年度)の問題点として、施設一体型小中一貫校では6年生が最高学年としての意識を持ちづらいという子どもの発達への悪影響が浮き彫りとなっていることを取り上げました。後半の今回は、その他の問題点を取り上げます。

現場の教職員の実態を度外視

第二の問題点は、今回の行われた検証では、現場の教師の実態が何一つ書かれていないことです。

和泉学園の開校当初、カリキュラムをどう作るか、小・中お互いの授業を邪魔しないように休み時間や専科の教室移動などをどう配慮するかなど、現場の教師が、遅くまで残って改善を図る努力をしていたと聞いています。また、栄養士が一人体制で9学年の給食を管理し、連日超過勤務になっている実態も党区議団に寄せられています。こうした現場の教職員の実態が何一つ検証されていないのは異常極まりないことです。

この検証をもとに次なる一貫校の強行は許されない

その他にも、検証結果の考察がとても考察とは言えない内容になっていることや、学校行事の総括が多面的に行われていないなど、不十分な点が多すぎます。このことは、委員会の質疑で教育委員会自身が認めています。

このように、施設一体型小中一貫校の矛盾が浮き彫りとなると同時に、検証は極めて不十分であり、小中一貫校が普通の小中学校よりも優れているとは到底言えません。このことからも次なる小中一貫校である高円寺の計画を強引に進めることは許されません。

 

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